『きりたんマイクラの世界に降り立つ(Minecraft ボイスロイド実況)』を投稿しました

『きりたんマイクラの世界に降り立つ(Minecraft ボイスロイド実況)』を投稿しました。ボイスロイドの扱いやらそこそこ手の込んだ動画制作のお試しとして制作した、割とありふれたゲーム実況動画です。


動画の制作はすべてAdobe Photoshopでとなっています。Atiuvilを使おうとも思ったのですがインストールの時点で詰み、Adobe premiere proを使うにも使用頻度に比べてかかるお金があまりにも高かったので・・・。結局いつもPhotoshopに戻ってくるのです。

制作画面はこんな感じ。Photoshopで動画を作るときは、主にタイムラインの機能を使います。お絵描きのときには使わない機能ですね。



タイムラインの中身は上から

  • サムネイル
  • 字幕
  • 立ち絵
  • 映像
  • 背景
  • オーディオトラック①
  • オーディオトラック②

となっています。

ゲームをプレイしその動画を撮った段階では、映像とオーディオトラック①だけがある状態となります。映像はゲーム中の映像と音声で、オーディオトラック①は自分の声です。ボイスロイド実況のため最終的に自分の声は入らないのですが、自分の声を同時に録音しておかないと自分が何を考えたり感じてどうプレイにつながったのかを忘れてしまうのです・・・。


この映像と音声をカット編集したら字幕を付けてゆきます。字幕は見てもらう人に何を言っているかわかりやすくするのと同時に、きりたんに何を喋らせるかの原稿の役割も果たしています。自分の録音した声をそのまま文字起こしした箇所もありつつ、解説を入れつつ、きりたんらしい台詞を入れつつと、中の人ときりたんの人格がまぜこぜになります。このあたりで「こんにちは、東北きりたんです。・・・違う!私は東北きりたんじゃない!!」と発狂しだします。プレイしているときに自然と発した面白発言以上に面白い台詞を思いつけないし・・・。ここが一番苦しく時間がかかる。

そして他の方の実況動画を見ると多くの方は個性的なゴシック体を使っている気がするのですが、私は教科書体を使っています。可読性が高く優しく堅実でニュートラルで、実況にぴったりな書体だと思うのです。


字幕を付け終わったら、オーディオトラック②のところに字幕の通りきりたんの声を入れます。字幕の表示時間が実際のきりたんの声の長さとずれていたり声に出して違和感があったら字幕から変えてゆきますが、基本は字幕通り。きりたんの調声はこちらを参考にさせていただきました。きりたんが好きすぎて見ていたら、そのときはソフトウェアを購入する前だったにも関わらずボイスロイドの使い方を覚えてしまったぐらいにわかりやすい!調声は一番楽しい部分かもしれません。根気よくやれば感情の機微まで表現できる!これは沼ります。


そして最後に立ち絵を入れていきます。ボイスロイド実況は、ただボイスロイドに喋らせるだけでは成立しないと思っています。生身の人間での実況なら下にワイプがなくても成立しますけどね。ゆかりさんの声で解説していてゆかりさんの立ち絵が一切ないという動画を見たことがあるのですが、「これはゆかりさんの声だが、ゆかりさんとしてではなくツールとしてゆかりさんを使っているだけなのだ」と感じたのをよく覚えています。

表情の切り替えは、1フレーム単位で表情差分の透明度を0%⇔100%と切り替えることで行っています。瞬きや口パクがないのに中途半端に細かい動きをさせてぎこちない印象のところも出てきてしまったので、これはちょっともう少し工夫の余地がある気がします。純粋に大変だし。


ここまで動画制作の覚書兼いつぞやの始末書記事のようになってしまいましたが、動画を制作してみて本当に楽しかったし他の方の動画を見る目が変わった気がします。細かい編集の工夫にも面白さを見い出せるようになったり、とりあえず毎日動画投稿をしている方々は調声しているにしろいないにしろ化け物だとおののいたり。

今回の動画はあくまでお試しとしていましたが、これは次の動画を作りたいと思っているからです。今のところpikunikuの実況か何かしらのボイロ劇場がいいかなあと思っています。きりたんで表現の幅を広げていろいろなものを作れるようにしたいと思うのです。キリタンカワイイヤッター!

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