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ファンタジーなんて要らない

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本当に久々の、厚塗り本気絵を描きました。魔法と植物のお店"だった"場所をテーマにしています。 魔法と植物のお店"だった"場所ということで、誰おらずひっそりと暗めな印象のイラストとなっていますが、最初は"だった"ではない絵として、明るめの魔法ファンタジー感のある絵として描き始めています。魔女の宅急便に出てくるキキの実家を想像していただけると近いかもしれません。気分が変わってこんな感じになりました。ただただオルスタでの遠征疲れと戦利品の闇堕ち小説に煽られでおかしくなっちゃったんですね。明るめキキの実家のままでも前に描いたイラストと若干被るので、これで丁度良かったのかもしれないですけど。 気分が変わってコンセプトをガラッと変えたのが下書きが終わった段階だったので、下書きと描いてあるものが結構変わっていたりします。中央のサボテンなんかなかったし、そもそもその植木鉢はテーブルの上に載っていたんですね。床に散らばっているのはそのテーブルの残骸だったりします。途中から賑やかしの物を増やしたりというのは割とよくあることなので別に良いのですが、机を破壊してその上に載っているものを散乱させるまでするとやっぱり無駄に時間がかかります。コンセプトは途中で変えない方が身のためかもしれない・・・。 今回の絵も、構図と明暗決定→パース決定→下書き→塗りの順で、このやり方は安定してきた気がします。下書きをぶっ壊しても基本はこれです。デジタルで引いたパースに沿ってアナログで下書きをするというのがなかなか使える。デジタルよりもアナログの方が線画に関しては繊細に正確に描けるのです。 そして今回の技術的な一番のポイントは「カドダケハイライト」でした。「カドダケハイライト」についてはこちらのツイートを参考にさせていただいています。 『カドダケハイライト』を使えるようになりましょう♪ 立体感は、面の塗分けがされているかどうかでなく、輪郭と稜線を認識させることで生まれます。一昨日投稿した絵で8月15日の投稿の法則を説明。 #背景美術   #描き方   #backgroundart   #howtodraw pic.twitter.com/9YzXx6O8V9 — 増山修/インスパイアード (@MasuyamaOs